インプラントの手術では、よほど特殊な場合を除いて、入院の必要はありません。それでも、手術後二〜三日は、できるだけ安静に過ごしてください。手術後、当該部位が腫れることがありますが、心配はいりません。手術の当日から翌日にかけては、強くうがいをすることは避けてください。唾に混じって、多少出血することがありますが、問題ありません。食事は固いものを避け、スープなどの流動食や、栄養のバランスの整った柔らかいものを摂るようにしてください。手術後さらに数日間は、お粥、雑炊、うどん、そば、などを召し上がってください。あまり大きく□をあけたり、笑ったりするのも控えたほうがいいでしょう。身内の方としゃべりたくなるのはわかりますが、しゃべり過ぎはいけません。歯みがきも、当該部位は二週間程はしないでください。また、インプラントはチタン製で、神経がありませんので、感染が起こっても、痛みなどの自覚症状はありません。放っておくと、手遅れになってしまうことがありますので、必ず歯科医師の指示に従って、定期的に検診を受けてください。検診は、インプラント治療を行った歯科医院で行ってもらうのかよいでしょう。因みに、当センターでは、上部構造の治療終了後、約三〜四ヵ月に一回、一年に最低四回はメンテナンスに通ってもらい、定期検診とグリー・テノグを徹底して行っています。定期検診では歯科医師による噛み合わせのチェックと歯科衛生士による歯周病のチェックを行います。そして、一年に四回以上メンテナンスに来院いただいている患者さんには、上部構造(セラミック等の被せ物)については五年、骨内に埋め込まれたインプラントについてはI〇年間の保証期間を設けています(内五年間は完全保証です)。この期間内に、万が一、不具合があった場合は、無料でやり直すことにしていますが、幸いなことに、今までにそういうケースはほとんどありません。