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ホンモノをよく知っている

ホンモノをよく知っている人はニセモノを手に取った瞬間、ピンとくる。いつもホンモノに慣れ親しんでいるから、手触りとか質感の違いがすぐにわかるのだ。「はああ、でもボクみたいにホンモノに慣れ親しんでない人はどーすれば?」「だからそーゆー人は直営店以外で買わないことが一番なんだけど、どうしてもっていう場合は、とにかく購入する前に直営店なんかでホンモノをよ〜く観察して確認した上で、慎重に点検してから買うことね」これらひと通りのことを聞いた○○は「ホンモノの質感かあ……」と、ホンモノのセカンドバッグの手触りを確かめてこう言った。「ボクのニセヴィトンとは明らかに感触が違いますね。ボクのはいかにもビニールってカンジで、まるで遠足の時の敷物みたいだ」その通り。しかもやけにツヤツヤしてるしね。「やっぱホンモノは触り心地がいいッス。なんつーか、犬の舌撫でてるよーな」今度は、犬の舌……。